パフォーマンスを発揮できない原因は腸にあった!?

パフォーマンスを発揮できない原因は腸!?

 

『試合中に気持ち悪くなる』

『お腹が痛くなるから運動前にはたくさん食べられない』

『お腹の調子が悪いんだけど何を食べればいい?』

 

このような相談をアスリートから受けることが多いのですが、

これらの症状は決してめずらしいことではありません。

 

特に長距離ランナーやサイクリスト、およびトライアスリートの約70%で、
運動を原因とする胃腸の不調を感じているという報告や、

1,281人のアスリートを対象とし、アンケートや血液検査を用いた研究で、
45%のアスリートが少なくとも1つ以上の胃腸障害を訴えているという報告があります。

このように運動と胃腸のトラブルには関連があることが明らかになっています。(※1)

 

では、ハードトレーニングを行うアスリートでは、
なぜ胃腸のトラブルが起こりやすいのかご存知でしょうか?

 

なんで胃腸の調子が悪くなるの?

 

アスリートの胃腸のトラブルは、大きく分けて2つの原因があるようです。

 

①自律神経の問題

 

胃腸での消化吸収は、リラックスしているときに行われやすいとされます。

自律神経でいうと副交感神経が優位なときに消化吸収が行われやすいのです。

しかし、日々ハードなトレーニングをしているアスリートでは、
アドレナリンが出るような興奮状態、
すなわち交感神経が優位な時間の方が多いのです。

そのため、一般の人よりも消化吸収のために胃腸が働ける時間が短いとされています。

 

②血流の問題

 

トレーニング中はカラダを動かし続けるために、筋肉に一生懸命血液を送っています。

しかし、心臓から送る血液を増やすには限界があり、
内臓などの血流を減少させることで筋肉への血流を補うことになります。(※2)

すると、胃腸への血流量が減るため、

トレーニング中は消化吸収をできる状態ではなくなってしまうのです。

 

 

このように、アスリートは一般の人よりも胃腸にトラブルを抱えやすいのです。

では、胃腸のトラブルがあると、特に何が問題として出てくるのでしょうか?

 

パフォーマンスとなにが関係するの?

 

胃腸のトラブルによって、カラダづくりや免疫力、
メンタルに影響を及ぼす可能性があります。

これがなぜパフォーマンスを下げるのでしょう?
3つに分けてお伝えしていきます。

 

①リカバリーが上手くいかない

 

胃腸の働きが悪いと、食べた食事をうまく消化吸収できません。

せっかくリカバリーのために食べたものもなかなか身にならず、

「食べているのに体重が増えない」

「トレーニング後に栄養補給しているのに疲れが取れない」

といったことになる可能性があるとされます。

 

②風邪やアレルギーにかかりやすくなる

 

数々のアスリートに関わる中で、風邪やインフルエンザにかかってしまったり、
花粉症に悩まされる選手が多い印象があります。

実は、免疫力やアレルギーと腸内環境は深い関係があるのです。

腸にも負担がかかりやすいアスリートでは腸のバリア機能が低下し、
病原菌やアレルゲンへの抵抗力が弱まっている可能性が考えられます。(※4)

風邪やインフルエンザにかかれば、

トレーニングに参加できず、休養中に体重や筋肉が減ってしまうだけではなく、
技術面でもチームやライバルに置いてかれる可能性も。

また花粉症では目のかゆみや鼻水、くしゃみが気になり、
トレーニングや試合に集中できないことも考えられます。

アスリートだからむやみに薬も飲めず、かゆみと闘っている選手もいました・・・。

アスリートとして万全の状態でトレーニングや試合に挑みたいもの。

腸内環境を良くしてコンディションを維持できるようにしましょう。

 

③メンタルが不安定になる

 

「緊張して胃腸が痛い」「強いプレッシャーを感じ、吐き気がする」

大事な試合の前などにこのような経験はありませんか?

実は腸内環境はメンタルとも関係していることがわかっています。

 

・気分が乗らない

・落ち込むことが多い

・なんだか不安になる

 

そんな感情に関係しているのが脳の『セロトニン』の量と言われています。

 

え!?腸じゃなくて脳の話なの?

そう思われましたか?

 

脳と腸には深い関係があり、腸内環境が乱れていると、
脳のセロトニンも増えないことが明らかとなっているのです。(※5)

 

『試合やトレーニングでイライラしてしまい、感情にまかせてプレーしてしまった・・・』

『いつも大事な場面で冷静な判断ができない・・・』

 

そんなことはありませんか?

 

感情を左右するセロトニンは別名『幸せホルモン』なんて呼ばれたりしています♪

 

脳の幸せホルモン(セロトニン)を増やせるような腸内環境で、

ここぞという試合でも最大限のパフォーマンスを発揮しませんか?

 

幸せホルモンは睡眠にも大きな影響を与えます。

腸内環境が悪いと、メンタル面だけではなく、

睡眠不足や睡眠の質の低下を引き起こす可能性が示唆されています。(※6)

 

 

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参考文献

(※1) de Oliveira EP,et.al. Gastrointestinal complaints during exercise: prevalence, etiology, and nutritional recommendations. Sports Med. 2014;44 Suppl 1(Suppl 1):S79–S85.

(※2) 高橋 真、関川 清一、濱田 泰伸「運動時の循環調節:基礎研究から臨床への展開」理学療法の臨床と研究|第26号|2017 年

(※3) Lamprecht M, et al. Exercise, intestinal barrier dysfunction and probiotic supplementation. Med Sport Sci. 2012;59:47-56

(※4)Jenkins TA,et al. Influence of Tryptophan and Serotonin on Mood and Cognition with a Possible Role of the Gut-Brain Axis.Nutrients. 2016 Jan 20;8(1).

(※5) 藤田 紘一郎「こころとからだの免疫学—腸内細菌の働きを中心に—」心身健康科学|2012年|8巻2号P69-73

(※6) JanVan Erum,et al. Alzheimer’s disease: Neurotransmitters of the sleep-wake cycle. Neuroscience & Biobehavioral Reviews.Volume 105, October 2019, 72-80